帰農志塾では定期的に野菜セットをお届けする野菜会員を募集しています。直接配達では千葉県、栃木県へ、宅配便では全国の方々へお届けしています。
帰農志塾の野菜は何よりおいしさが自慢です。ナスやトマトをかじった時の濃厚な味わい、人参を切った時に香るフルーティな匂い、生の大根のシャキシャキ感や煮物にした時のほろほろとした食感、茹でて和え物にした小松菜の鼻に抜ける風味など、野菜本来の良さがギュッとつまっています。私たちも毎日食べており、塾生やスタッフの中には野菜のおいしさで研修先として選んだという人も多いです。
野菜会員からは、子供が野菜を食べられるようになった、風邪などの病気にならなくなり医療費が減ったなど、野菜を取り入れたことで良いことがあったお声も頂いています。また、ありがたいことに40年以上継続して食べていただいている野菜会員もいます。
帰農志塾の野菜を食べることで、野菜の良さに気づいてほしい。野菜を毎日の食卓に取り入れることで健康に、そして心身ともに豊かで幸せになってほしい。そのような思いで野菜をつくり、届けています。
自然豊かな那須烏山市からお届けします。
塾のある那須烏山市は栃木県の中東部にあり、晴天が多く、気温差が大きいため、美味しい野菜が育ちます。
食べ手とつくり手を結ぶ野菜セット
地産地消である直接配達が主流ですが、野菜会員のご家族やご紹介、全国からのお問い合わせなどもあり、宅配便も積極的に行っています。この野菜セットが、野菜を求める方の想いと帰農志塾の想いを結ぶものになれたらと思います。
セットに入る旬の野菜例
旬の野菜を、葉物、根菜などできるだけバランスの良いセットでお届けします。
畑の状態に応じて、より良いセット内容を前日に決めています。そのため、セット野菜の内容を事前に選んだりお知らせしたりすることはできません。
【春】3~5月頃
菜の花、レタス、キャベツ、春大根、ラディッシュ、ブロッコリー、ほうれん草、かぶ、小松菜、チンゲン菜、水菜、ニラ、人参、絹さや、スナップエンドウ、葉玉ねぎ、じゃがもなど
【夏】6~8月頃
新じゃが、新玉ねぎ、人参、トマト、ピーマン、南瓜、とうもろこし、きゅうり、ナス、オクラ、ズッキーニ、ゴーヤ、モロヘイヤ、空芯菜、つるむらさきなど
【秋】9~11月頃
白菜、人参、キャベツ、大根、聖護院大根、南瓜、ブロッコリー、スティックセニョール、春菊、ほうれん草、小松菜、大カブ、ネギ、サニーレタス、レタス、さつまいも、里芋、唐の芋、長ねぎ、ごぼう、長芋など
【冬】12~2月頃
白菜、人参、金時人参、キャベツ、大根、カブ、ほうれん草、小松菜、ターツァイ、サツマイモ、里芋、ごぼう、じゃがいも、長ねぎ、玉ねぎなど
会員のメリット
- 農家直送なので新鮮・たっぷりの量・低価格でお得
塾の野菜はとても新鮮!旬のとれたて野菜を冷蔵庫などで一時保管しコンテナやダンボールに詰めた後、直接、野菜会員へお届けします。
ボリュームがあります。ホウレン草はスーパーでは200gなど少量で販売されていますが、セットでは300gから500g入ることがあります。個々の野菜を買い揃えるよりもお得です。送料はかかりますが、買い物の時間や労力を考えればそれ程ではないのかもしれません。
環境負荷軽減のためビニール袋などの包装は極力していません。袋詰めの人件費が省かれるため、その分野菜の価格への上乗せはありません。卸売りを通さないことも価格を抑えられている理由の一つです。
・安心できる野菜を鮮度、栄養価の高い状態で手に入れたい。野菜を食べて免疫力を上げたい。
・子供が産まれたので離乳食から農薬を使わず育てた野菜を食べさせたい。まだ子供が小さいので買い物に行くのが大変。育ち盛りの子供がいて米や野菜の消費が多い。
・旬を感じられる野菜をバランス良くまとめて、選ぶ手間なく手ごろな価格で手に入れたい
このような方には帰農志塾の野菜セットがおすすめです。
- 定期的に届くから続けられる
野菜の充実した日々の食事が健康につながると考えています。そのためには一日350g以上の野菜摂取が必要です(厚生労働省 野菜の平均摂取量目標値より)。農薬や化学肥料を使わずに露地で自然に近い状態で育てた野菜は、栄養があり野菜本来の香りと味がします。毎日食べるものだからこそ、安心で美味しいものを食べて欲しいと思います。
日々の買い物で旬の栄養価のある野菜を買いそろえるのは大変です。しかし定期的に野菜が届けば、旬の野菜を中心とした食生活になります。野菜の量と種類は少しずつ変わるので、季節の移ろいも楽しんで頂けます。
野菜会員には、
・病気がきっかけで食生活を見直した方
・子供ができたことがきっかけで食べるものに気を遣うようになった方
・元々料理や食に対する意識が高く、店舗で販売していた塾の野菜を気に入って頂いた方
など、様々な方がいます。
野菜会員の半数以上が10年以上長く続けている方々です。定期的に野菜を食べ続けてくれているので私たちは農作業に集中することが出来ています。
旬の野菜をもっと食べて欲しい、野菜を食事に取り入れようとする人を応援したい。なにより新鮮な野菜がこんなにも美味しいことをもっと多くの人に知って欲しい。そのような想いから、年末年始以外は休むことなく一年中野菜を届けています。 - 不作時、台風などの災害時でも野菜が届く
年間約80品目の多品目栽培を行い、野菜セットを途切れることなく届けられるように努めています。農薬・化学肥料を使っていないため病害虫、干ばつ、日照不足など自然環境の影響を受け、収量が大きく落ち込み、時には全滅する場合もあります。
しかし約80品目の野菜は個性豊か。晴れを好み水が苦手な野菜もいれば、雨が多少続いても元気な野菜もいます。那須烏山の土地で何年も野菜を育てていますが、収量、出来栄え、虫の種類や数など畑の様子は毎年変わります。
野菜セットを常に届けられるように作付けを多くし、危険分散をする為に作付場所を複数にし、数種の品種をそろえ、播種時期を変えています。
野菜会員以外にも自然食品店やデパートなどの店舗にも出荷しています。不作で収量が見込めない場合は店舗出荷量を調整し、野菜会員への野菜セットが途切れることのないよう優先してお届けしています。
- 野菜セットが学びのきっかけとなる
帰農志塾では野菜の一生、畑のありのままの姿をお伝えすることを大事にしています。野菜の始まりは小さな一粒の種です。数か月かけて普段目にするような野菜になりますが、その間畑では除草、追肥、間引きなどの手入れが行われます。この徐々に生育していく野菜の姿を、セットを通して知ることができます。
例えばカブ菜や大根菜といった間引き野菜が入ります。間引きとは、種を播き発芽した後、大きな芽を残して他の芽を引き抜くことです。間引きをすることで一つの株に対して日当たりや風通しが良くなり、残った株に十分な栄養が行きわたるようになります。間引いた野菜は小さくかわいらしいものですが立派な食べ物です。料理は少し手間かもしれませんが、やわらかく甘さもありおいしく食べて頂けるので、季節の変わり目で野菜が少なくなる端境期の野菜セットに入れています。
その年の台風や干ばつなど天候によって野菜の味、形が異なります。例えば秋の小松菜はすらっとしてシャキシャキしていますが年を越した冬の小松菜はずんぐりとして歯ごたえがあり甘さも増しています。市場では廃棄されてしまう虫食いのある葉物、サイズが不ぞろいなさつまいも、股割れした人参、カットされた野菜等、調理して問題なく食べられるとこちらで判断したものは野菜セットに入ります。
一物全体食、つまり野菜の根も葉も皮も全体を食べることが最もバランスが良いとも考えています。そのため大根やブロッコリーは葉付き、葉物は根付きで入ることがあります。根も葉や皮も野菜の一部で栄養が豊富。農薬と化学肥料を使っていないので、栄養価の高い皮や根も水洗いするだけで安心して食べて頂けます。